いろは椿
2012/04/29 (Sun) 緑のお寺

普段いろいろ思いながらも行き着かないことが多く、興味と機会が揃うというのは嬉しいことです。
今日は、先輩ご夫婦に長岡京から善峯寺に連れていってもらいました。西国二十番札所であり、西山宮門跡とあって随分由緒のありそうな場所です。

山門から境内へ。
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「遊龍」という、全長30mを超す五葉松が有名だそうで、そこから「松の寺」とも呼ばれるそうです。
経堂と多宝塔の横に根ざしていましたが、この松は臥していて、全長というのは横にずっと伸びているのを支えられているのです。樹齢600年。いかにも洒落た命名だと思いながら眺めてきました。(長すぎて写せませんでした)

さて、内部は、七代目小川治兵衛作の回遊式境内になっています。境内だけで約三万坪というのですから広さは推して知るべしという所ですが、一山まるごとお寺、といった感がありました。桜と紅葉が特に美しく、JRの京都ポスターにも春・秋ともに使われる景色のようです。今日は既に枝垂れ桜も終盤でしたが、まだ残っている辺りやはり気温が低いのでしょう。名残りの花から盛りに思いを馳せました。

八重桜はまだ咲いていました。
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姫シャガ。平地では最近減ってしまったようなのですが、山地とあってこれ以外にも傾斜にはたくさん咲いていました。
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参拝順路は傾斜もかなり急ですが、合間に京都市内への眺望が開けるのが楽しい所です。歩き進むうちに、随分高くまで上ったことが分かります。
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更にぐるっと歩き回って、滝まで行ったら降りようということになりました。いざ辿り着いた青蓮の滝は水が滴り落ちるようなささやかなものでしたので、あら?という場面もありつつ、水音や水辺というのはそれだけで気分が爽やかになる効果も。

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お寺の建造物も勿論立派なのですが、それにも増してとても印象的だったのは、紅葉がいたる所に植えられていて、この季節は青葉が辺りを萌黄色に染めるように輝いていたことでした。少し曇り空の下でも、鮮やかさはこの上なく。周りの山々の借景も、緑って濃いも薄いもこんなに多様なんだなと改めて感じさせてくれました。

阿弥陀堂から下る坂道では、見上げていると、青々とした紅葉がまるで星が折り重なって降ってくるかのような美しさでした。
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携帯カメラでは限界があるので、また一つ、眼の記憶にとどめて。
秋にはこれが全て緋色に染まる訳ですから、再訪して眺めてみたいものです。



などと、お寺なのに花萌えで写真ばかり撮ったりトカゲを見つけて喜ぶ私(爬虫類好きですみません...見ないんですよ、大阪ではあんまり)を快く連れて歩いてくれたお二人に感謝感謝です☆
山道を歩き回りながらのこのお二人のキュートなやり取りがとても素敵で、その楽しさとともに善峯寺の記憶が刻まれたひとときでした。

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冷静と情熱の間で彷徨う日々です。解らなかったことが水滴同士のようにぴたっとつながる瞬間が好き。お仕事は横文字に浸かって、趣味で上方舞を続けています。

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