いろは椿
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2011/08/04 (Thu) 寺子屋効果

塾の話で思い出したのですが、小学校六年生が終わる頃、初めて近所に塾が出来たことがありました。
といっても、いわゆる進学塾ではなく、先生がお一人で何人もの子供の勉強を自宅兼教室にて見る形式です。
しかも、めいめいが持ち寄った希望通りの科目と内容を、各人に合わせて。
当時は思い至りませんでしたが、あれは本当に昔の寺子屋スタイルだったなあと思います。

今思えばバスの無い田舎には驚くようなことですが、先生はNASAに勤務して帰国したばかりの方でしたので(ご本人は確か山口県ご出身で奥様がこちらの地元)、一律授業ではなく何でもありで教えて頂けたのは中学時代の私にはとても有難い経験でした。三年間通い抜いたのは楽しかったし実にもなっていたからだと思います。

そういうペースの先生でしたので、今でも良く覚えているのは、「好きじゃない人には無理に近づかなくてもいいんだよ」という言葉でした。大人の発言としては眉をひそめる方もいるかもしれませんが、私はそれはとても楽になる考え方だと思っています。
「皆と仲良くしないといけないよ」と言われていたら、きっと当時から、そうかそういう価値観が本筋なのかと思わないといけないんだ、と感じた筈ですし、素直に遵守しようとする余り、息が詰まっていただろうなと思うのです。風穴のような一言で、その後も人間関係に行き詰まる度、「合わないものは合わないのよね」と思って、本質的には悩まずに済みました。

いい大人になっても、意外と10代前半の思いや影響というのは根ざしているものです。

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お久しぶりです

先月の末に南座で舞踊会があって山村若さんも出演されていたようですね。行かれましたか。

私は実は行くつもりをしていたのですが、その日に用事が出来ていけませんでした。実は清元でこの間「かさね」のお稽古が終わり、今回若柳宗家が躍るというのでそれが見たかったのですが残念でした。

この日記は意味深ですが何かありましたか。

私はもう62歳を過ぎましたが、父が38で死んでから、様々なことを経験して嫌な目にも何度も遭いました。

肉親との骨肉の争いもあったり、もうこれ以上はご免こうむるという心境です。仕事も、高いレベルの文化に関わることですし、日本のためにと頑張ってきましたが、近年の日本の状況ではこの先のもの作りは相当危機的です。いつまでできるかわからないという状況です。

清元の稽古はもう22年を過ぎ、来年国立で大きな会があるので、出演予定です。三千歳を語って、それでもう師匠も年ですから大きな会に出るのもおしまいです。国立は3度目です。


また京都にでもお遊びにおいでください。      それではまた

                               高橋洋文

2011/08/06 09:35 | 高橋洋文 [ 編集 ]


Re: お久しぶりです

高橋先輩

コメント頂いていたのですね!すっかりブログを放置しており大変失礼致しました<(_ _)>
お書きになっていらっしゃる京都南座の七人の会では、当日現地におりました。
清元、相変わらずご活躍のご様子ですね。またFacebookの方でDMさせていただきます。

2011/09/15 23:07 | 椿 [ 編集 ]


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冷静と情熱の間で彷徨う日々です。解らなかったことが水滴同士のようにぴたっとつながる瞬間が好き。お仕事は横文字に浸かって、趣味で上方舞を続けています。

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