いろは椿
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2008/07/21 (Mon) 上方伝統芸能ナイト (7月19日) その後

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7/19の感想です。会場で毎回アンケート用紙をいただくため、こうした感想はそちらに書くと反映していただけるのかなと思いながら、これまで何の公演や舞台であっても、満足にアンケート用紙なるものを記入できた試しが無いのです。要領の問題でしょうか

さて、4月辺りに講談をこの企画で初めて聴いて面白いと思ったのですが、今回は浪曲が生まれて初めて。個人的好みとしてはどちらかというと苦手な濃厚さがありながら(スミマセン)、『阿波の踊り子』を語る菊池さんの声量と、一人五役を演じながら語り部分も進めるという離れ業(複数人数というだけでなくあのテンションを保ちながらというのが圧巻)には好みを超えて圧倒されました。ヨッと小さな合いの手を入れながらの虹さんの三味線も格好良かったです。世の中にはいろいろあるものだと発見できるのがこの「見取り」企画の良いところだと改めて実感しました。

能は『鉄輪』。舞でも本行ものとして時々拝見していますが、能の面だと無表情な分、陰惨な感じで恨み深さが前面に出ているように思われました。いただいたパンフレットの「後妻打ち」の説明が興味深かったです。それによれば、実際の後妻(うわなり)打ちとは、日本の中世において、夫が後妻と結婚するとき、先妻が予告のうえで後妻の家を襲う風習のことで、男性が妻と離別して一ヶ月以内に後妻を迎えた時に起こされたそうです。先妻方から後妻に使者を送り、後妻打ちに行く旨を日付指定の上で通達、当日は相応な人数で竹刀等を携えて後妻方に台所から乱入し、後妻方の女性達と打ち合うもので、頃合を見て、仲裁が入るものだったとか。ちょっと驚くような風習ですが、時代を経ても変わらない嫉妬心、どうしようもない葛藤をともかくも静める方法として、派手ですがある意味では穏便と言えるかもしれませんね。

上方舞『蛙』は、御家元の蛙と若隼紀さんの蛇で期待通りの面白さ!それにしても、蛙は手の指も開いたまま(じゃんけんのパーの形)だったり、コミカルな動きの多い分、役にしっかり入りつつ品良く舞い納めるのは容易なことではないと改めて感じました。蛇はやはり今回のように細身で妖艶な方がはまります。
また、初めて舞を観た友人も、分かりやすい筋で考えを費やさなくて良かった分、観ることに没頭できたとのことで楽しめた様子でした。

春菜さんの落語は、マクラで「世襲うんぬん...」 と始まったので「まさか今日のネタが"ご先祖様"では(前聴いたから別の噺がいいなぁ...)」と思ったら、先に春蝶襲名披露のお知らせでした。決まったようで良かったですね。会場が松竹座、南座とはなかなか大規模な。噺は『ねずみ』、苦境に立たされる親子のもとに左甚五郎が出て来て大団円、サゲも軽くてお開きには後味良いものでした。

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冷静と情熱の間で彷徨う日々です。解らなかったことが水滴同士のようにぴたっとつながる瞬間が好き。お仕事は横文字に浸かって、趣味で上方舞を続けています。

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