いろは椿
2009/10/29 (Thu) のんびりした時間

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遠きにありて想うと言うように、離れて暮らすと逆に故郷の良さが実感できます。特に私の場合は大阪市内から1時間半程で帰ろうと思えば帰れる距離なので、気楽なものです。

少しずつ変わってきていますが、まだ今は何は無くとも青々とした山に囲まれ、水も美味しい環境です。視力が良いのも子供の頃から毎日この景色を遠くまで眺めて(当時は無邪気でしたので見える筈のない東京を山の向こうに探しながら)育ったおかげだと思っています。実家に帰ると犬1頭に猫3匹と思う存分遊べるのも良い点です。

さて、犬からは散歩要員だと思われているため、ちょっと疲れていても期待に応えて出かけますが、歩いているうちに頭がすっきりしてきます。季節を感じながらそぞろ歩き、身体を動かしながら、仕事やストレスを離れて自由に思いを巡らせることが出来るからかもしれません。また、散歩で気が逸れ過ぎると犬を逃がしたり転んで怪我をしますので意外と意識も集中します。

この週末は、散歩中に蒲の穂が群生しているのを見かけて懐かしくなりました。穂がはぜて綿があふれ出しているものが大半でしたが、ちょうど拾い読みしている「古事記」の大国主神と稲羽(因幡)の素兎のくだりを思い出しました。蒲の花粉にどういう効用があるのかなと思ったり。こういう思考遊泳も楽しいものです。都会育ちを羨ましく思ったこともありましたが、今となると自然の風物に触れて身体記憶を刻んだことがとても豊かな時間だったと思えるようになりました。

逆もまた然りでしょう。その時に置かれた環境から無意識に何か得ているものがきっとあるのだと思います。苦労だなと思うこともつきものですが、どう受けとめて暮らしても、同じ長さの時間しか流れませんしね。

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Author:椿
冷静と情熱の間で彷徨う日々です。解らなかったことが水滴同士のようにぴたっとつながる瞬間が好き。お仕事は横文字に浸かって、趣味で上方舞を続けています。

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