いろは椿
2009/08/31 (Mon) 情に棹させば

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8月もずいぶんいろんな行事があり、やっと終わった感覚です。
ともすればパソコンで時間を使ってしまいがちなので、その分舞のお浚いをしたり睡眠確保できるよう、ちょっと手短かにしようと思います。

さて、何かにつけて良く言えば情緒的、悪く言えば感情「過多」な人間ですが(子供?)、この間から今後はそれではいけないよということで友人に厳しく注意されています。
考えてみると、つまづいてきたことというのは、大体感情で考えすぎて八方ふさがりになっていると思い当たりました。自分でも漠然と感じながら直せないでいた問題を正面きって指摘してくれる人というのはあまりいないので、ありがたいものです。
まだまだ実践し始めたばかりで模索していますが、たしかに情に流されないようにすると気持ちもちょっと楽かも。

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2009/08/23 (Sun) 「山村若・吉村古ゆう舞の会」を観て

先日応募しそびれた会は結局拝見できました。会場のワッハ上方はほぼ満席。和やかな雰囲気でとても良い会でした。

地歌「浪花十二月」は、吉村雄輝師振付の妙味を吉村古ゆうさんの舞で堪能。織部焼のような色合いの格子が入ったお着物も舞台に映えていました。

山村若御家元の地歌「越後獅子」はいつもながら素敵で、笠、羯鼓、手獅子と持ち替えての型が美しく上品なのは惚れ惚れする位でした。

澤千左子さんの上方唄3題があって、鈴の音のようでいてしっとりした美声と三味線にうっとりした後、ラストの地歌「きぎす」へ。

山村・吉村両流派の表紋が染め抜かれた比翼紋が入り、落ち着いた紫色のお揃いの着流し、黒繻子の帯に銀字で歌詞が手描きされ、佇まいの美しさに幕が開いた瞬間から否が応にも期待が高まります。果たして、与五郎と吾妻の恋人同士が落ちのびていく道行きを覗き見てしまったような、立方のお二人の呼吸のあった、まさに艶で粋な舞台でした。「菜種は蝶の花知らず 蝶は菜種の味知らず」という歌詞は、切っても切れない間柄のように見えて実際には相手の姿が見えないという意味らしく、与五郎が気がふれているという設定で吾妻の心境を思うと切ないところです。(現実の人間関係でもよくあるのかも、と思うとなんだか余計やるせない気もしますが。)ぜひ再上演していただきたいお顔合わせでした。

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2009/08/21 (Fri) 第34回 浪花の会(8月27日)

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来週、日本舞踊各流派の若手の方々、中堅舞踊家の方々がご出演の舞踊会が開催されます。毎年お稽古場で案内は目にしていたものの、これまで観に行けていないため、今年こそと思ってチェックしています。

山村流からは、前半に宗家ご子息の山村侑師(蛙役)と艶ある花形の若隼紀さん(蛇役)が地歌「蛙」でご共演、後半の地歌「由縁の月」ではゆったりした魅力の若翠さんがご出演。
今月最後の楽しみですkao03


舞踊の会「第34回 浪花の会」
日時:2009年8月27日(木)午前11時開演
場所:国立文楽劇場(大阪)
料金:3,000円
問合:日本舞踊協会関西支部 大阪・兵庫ブロック(Tel 072-963-8750)

<番組> 出演順・敬称略

常磐津  「子宝三番叟」  花柳五三輔・花柳小三郎
地歌   「蛙」      山村侑・山村若隼紀
長唄   「秋の色種」   藤間千三郎
長唄   「高尾懺悔」   若柳紫輝乃
長唄   「助六」     西川矢右衛門
地歌   「縁の綱」    山村愛久
長唄   「浅妻船」    音羽菊初幸
地歌   「菊の露」    西川舞い矢
長唄   「大津絵藤娘」   花柳芳有衛
地歌   「雪」      楳茂都梅笑兒
長唄   「まかしょ」   藤間麗憙
上方唄  「文月」     吉村園悠
長唄   「静と知盛」   音羽菊寿碧
長唄   「吉原雀」    泉珠貴・泉綾城
長唄   「近江のお兼」  西川清矢
長唄   「雨の四季」   藤間良弘
地歌   「由縁の月」   山村若翠
長唄   「藤娘」     尾上菊見希
常磐津  「夕立」     若柳幸巻
常磐津  「年増」     藤間豊富久
長唄   「江戸風流」   若柳吉八瑠
常磐津  「朝顔市」    花柳紫正洸
長唄   「風流船揃」   尾上菊見匠
常磐津  「山姥」     立花志乃
長唄   「岸の柳」    藤間冠花
常磐津  「松島」     花柳與・花柳芳綱

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長唄  杵屋勝之弥
三味線 今藤佐敏郎
常磐津 常磐津小由太夫
三味線 常磐津都喜蔵
地歌  菊津木ご連中
鳴物  望月太明蔵 社中

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2009/08/20 (Thu) 音のこと

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前々から、舞で三味線の間の取れないのを何とかしないとという気が募っています。それと、普段から話す声は小さいのですが、実は大声で歌うのは好きです。耳は良いんだか悪いんだかいまひとつ分かりません。外国語をいくつかやってる割に、日本語の空耳が多いんですよね(笑) 
ともあれ、一段落したら、地歌(+三味線)もぜひお稽古を始めたいものです。問題は、家でのお浚い... 数年前に、と書くのも申し訳ない位の短期間(手ほどきものの橋弁慶まで)お謡を習いましたが、その時は実家に住んでいて大声でも問題なかったのです。このマンションで練習したら、退居ものかも�菑�����V���[�Y��1。カラオケボックスに行って楽器を練習する話を聞いたことがありますが、そういう解決法しかなさそうかな。なんて、まだ先のことですが。

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2009/08/18 (Tue) 山村若・吉村古ゆう舞の会@ワッハ上方

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今週末、8月23日に大阪・難波のワッハ上方で、「ワッハ上方夏まつり2009」が開催されます。
山村若 御家元と吉村古ゆう師の顔合わせとあって、チラシを眺めながらとっても楽しみにしてきたのに、仕事に追われると官製ハガキを買いに行けずうっかり送りそびれていました�т����

ワッハ上方夏まつり2009
「魅せます上方舞の粋~山村若・吉村古ゆう舞の会~」
日時:8月23日(日)開場11:30/開演12:00~13:30
場所:ワッハホール(大阪市中央区難波千日前12-7 ワッハ上方5階)
料金:無料 (*整理券が必要です)

舞組(敬称略):
地歌「浪花十二月」 吉村古ゆう
          唄・三絃 澤千左子

地歌「越後獅子」  山村流六世宗家 山村 若
          唄・三絃 菊央雄司
          筝    菊萌文子

上方唄「夕立ち」「夏は蛍」 唄・三絃 澤千左子

地歌「きぎす」 山村若・吉村古ゆう
        唄・三絃 菊央雄司
        胡弓   菊萌文子

応募期限が先週金曜までだったんですよね... (しかもこのイベントもブログに書いたつもりで書いていなかったとは...)でも、こんな時はちょっと強引にでもチャレンジ。主催元に電話してみようと思いますjumee��telephone1a。お二人の共演曲もあるようなので、見逃せません�菑�����V���[�Y��
同じような状態の方がいらしたら、当ブログのお便り欄からでもご連絡ください。

* * *
余談ですが、数年前まで夏には上方舞四流派家元の勢揃いする企画が数回実現し、大好評でいつも並ばないと座れない位でした。諸事情で無くなってしまいましたが、山村若御家元がミナミ活性化のためにご尽力し続けていらっしゃいます。ワッハホールもこじんまりして観やすい劇場ですし駅からのアクセスも良いので、こういう催しや場所が存続するのって街の基盤として大事なことだと思うんですよね。

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2009/08/15 (Sat) お盆休み

Ishigaki4.jpg
14日からお盆休み。久しぶりに実家で「何もしない」生活でした。そこかしこに動物がいて(犬1頭+猫3匹)、和めます。

普段沖縄在住の弟家族にも会えました。姪はまだ小さいので単語(音節)しか発声できませんが、「パパ」「ママ」「ちょうちょ」「もも」等、の定番語(?)の他、「じ(=ジーンズ)」、「ぐ(=くつ)」といった服への興味が垣間見え、「ぎ(=ぎんいろ)」も分かるらしく、きらきらするものが好きな様子。活舌はまだまだながら「どうぞ」と「ありがとう」も使っていました。伯母を見習わず、天然系美女の義妹に似て優しく素直にたおやかに育ってほしいものですさとと-モモ

見ているとかなり面白く、動きたそうだったので、この時とばかり買っておいたNHK「からだであそぼ」シリーズ(染五郎丈の歌舞伎体操)のDVDを見せてみましたが、まだ小さすぎてついていけないようでした。残念!

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2009/08/14 (Fri) Unforgetable

musashi1_20090814132937.jpg今夏が初盆。


「作家の猫」という平凡社から出ているフォトブックのような本があり、私はこれは猫好きには垂涎の一冊だと思っています�N���l�R文学者が自分の猫への愛情を綴っているのを読むと、普段なんとなく思っているようなことがさすがに味のある文章にあらわれていて、そうそうそれが言いたかったの、とすっきりします。

つれづれ |


2009/08/13 (Thu) まるごと

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8月もやっぱり長いです�܂邢�X�C�J。それでも、すでに楽しみにしていた山村流関係の浴衣会が2つ過ぎて、何となく秋に向かい始めた気もします。ヒトサマの舞台を観るのは、舞踊家さんであれ、自分と同じお浚いの素人さんであれとても勉強になるのと、板の上では浴衣で素踊りでもお化粧して衣裳付けでも結局その方の人となりが顕われるので面白いものです。

最近ひしひしと感じるのは、まず第一に人前に立とうと思ったら、自分で自分を認めてあげないといけないなということ。もちろん当日までは精一杯がんばった上で、本番まで来たら、ここまでよくできたね、今が100%、大船に乗って大丈夫、という、まるごとのまま肯定ができるのが一番だという気がします。私は舞に限らずありとあらゆることに気負うので�A�b�v���[�h�t�@�C��、その辺りの問題については物言いが極めてストレートな友人からつい先日豪速球のダメ出しをもらって凹みました(笑)。でも、見ていてくれる人の存在ってありがたいものです(余談ですがどうもこれまで似た指摘をしてくれたのはB型が多いようです)。その甲斐あって、この所はちょっと感覚を鈍くしながらぼーっと過ごすようにしています。

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2009/08/12 (Wed) 低きに流れて

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最近ヒールの高い靴を履くのがどんどんつらくなってきて、いっそ着物で通勤させてほしいと思いつつ����そういう柄の会社ではないので泣く泣くオフィス仕様の格好をしています(といってもブルージーンズ、アロハシャツは不可という程度のゆるい社風なのですが)。

昨朝は駅で急いでいて走った瞬間、雨に濡れた床で右足が滑って足の甲ごとありえない角度に曲がり、痛みでしばらくうずくまってしまいました。結局、様子を見ながら出社して、自己流の手当をしながら様子を見ていますが捻挫もしていないようです。お稽古に行けたので本当に安心しました。危機管理しないと、ぼんやりしていてはいけませんよね����[

そんなこともあって余計ぺたんこの靴に傾倒しそうです。バレエシューズだとヒールが低くても歩きやすいし可愛いので気に入っています。

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2009/08/07 (Fri) 一日千秋

paysage.jpg

二十四節気では今日が立秋だそうです。
最近あれ?と気づいたのは、時間が経つのがとっても遅いんです。
毎月、「こんなにいろいろあるのにまだ6月?」「7月まだ終わってなかったの?」という感覚に襲われてばかりで、今月も7日しか経ってないなんてちょっとびっくりする位。どうなってしまったんでしょうか、体内時計。

大きなニュースはまるっきり無いんですよ。でも、友達と話して楽しかったとか、出勤途中で可愛い犬に会ったとか、デザートに買った果物が美味しかったとか、見た目が落ち着いて醒めた人間と思われる割には(実際低血圧で常にローテンションですが)意外とちょっとのことで嬉しがりなのでした。ある意味幸せな人間なのかもしれません(笑)

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2009/08/03 (Mon) 上方伝統芸能ナイト(8月1日)

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(チラシをクリックすると拡大しますので、10月までの予定がご覧いただけます。)

山本能楽堂さんで月2回開催中の上方伝統芸能ナイト。「初心者のための」と銘打たれていますが、上方舞は山村若御家元がご出演とあって、毎回勿体ないような素敵な舞台が拝見できます。大劇場とは違う距離感で鑑賞できるまたとない機会なので、去年からほぼ皆勤ですBrilliant(自賛?)。先月の「放下僧」は東京での会議とぶつかり、帰阪できるタイミングではなかったので泣く泣く見逃しましたが、先の土曜日もまた東京出張。でも会議が朝で終わったのでトンボ帰りで戻ってきました。

今回の曲「猩々」はお酒の精なので変わった足使いが多いのですが、とても品良く洗練された舞の面白いこと。釘付けになりながら、ああ帰ってきて良かった~�V����と実感しました。

今回から、冒頭に出演者の方々が各演目を解説なさるという親切なコーナーが増えていました。上方舞は御家元の代わりにご子息の侃さんが説明役でしたが、一緒に説明なさったお能、女道楽のご出演者方が手練揃いといった感のある中、初々しくて良い感じでした。上方舞を始め、他の伝統芸能でも次代を担う若手の方々が、いろんな機会に観客の前に出ていらっしゃることがあれば新鮮でいいことだと思います。

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椿

Author:椿
冷静と情熱の間で彷徨う日々です。解らなかったことが水滴同士のようにぴたっとつながる瞬間が好き。お仕事は横文字に浸かって、趣味で上方舞を続けています。

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