いろは椿
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2013/11/30 (Sat) ふらっと



東京出張の隙間時間を見つけては、銀座のメゾンエルメスに寄ります。と言っても、8階のフォーラムを覗くだけなのですが。

いつもアートのインスタレーションが開催されていて、平日でも夜8時まで無料で見ることができる素敵な場所です。
アーティストは好みだったり、新しく好みを発見したり、逆にそんなに好みじゃないこともありますが、いずれも限られた空間を生かした表現が新鮮で、こんな素材でこんな主張ができるのね、という点では毎回何か揺さぶられるものがあるのです。

今回は、「クローゼットとマットレス」と題し、スミルハン・ラディック+マルセラ・コレアによる巨大なクローゼットと縄で吊られたマットレスのインスタレーションでした。人の毎日をたくさん詰め込んで閉じていることに意味があるクローゼット。眠るという個人的な営みを支えて包み込むマットレス。普段あまりに何気なく使っている家具も、なんだか鼓動しているような、思いがけなく家というものやその単位がボーダーレスになる状況が頭をよぎりました。心理的なことかもしれませんし、内戦地帯のことなどを踏まえたメッセージもあるのかな?と、会場でもらった展覧会メモを眺めています。

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2013/11/17 (Sun) 左手の音

禅の公案に、隻手音声、片手の鳴る音はいかに?というテーマがあります。左手だけで奏でるピアノ演奏を広めようとしているピアニストの方を取り上げた番組をNHKで観て、思い出しました。右手が演奏できなくなって、絶望から再出発し、左手だけの世界を模索しているそうです。通常、ピアニストの弾く手元は企業秘密のようなものらしいですが、同じように左手だけの演奏を余儀なくされた人が弾けるように ご自身の演奏をすべて動画で公開していたり、左手の演奏用に作曲された作品を海外に行って探してレパートリーを増やしていらっしゃるそうです。

クラシックに殆ど興味がないのですが(正確には、あらゆる芸術そのものには興味がありますが、スノビズムの対象にしたくないので鑑賞と称する集まりに加えられるのは面倒くさいという意味です)努力から生まれる音は美しく、両手で弾かないと完成度に不足があるというのは単なる固定観念なのだと、揺さぶられた思いがしました。

一握りの人にしか備わらない才能、それを基に努力し続ける才能にまず恵まれたという点はあるとしても、これしかない、これが本当に好きだからやるしかない、と思い定められる人の強さというのは眩しいものです。

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2013/10/19 (Sat) 軽井沢千住博美術館

乗馬の後は、「和楽」で目星をつけていた軽井沢千住博美術館へ。

いきなり食べる話ですが、ここにはブーランジェリー浅野屋さんのカフェも併設されていて、ランチプレートも頂けます。

木々や草花に囲まれた素敵なアプローチから、いざ美術館の中へ。

ドアが開いた瞬間の、なんとも言えない心地よさは、言葉では表せません。建築がまず素晴らしく、本当に住み着きたくなりました。

千住さんはあまりにメジャーで活動も精力的なので、友人も内心、そして誘ったものの実は私も、ストライクではないアーティストだったのですが(失礼ながら...)、この土地の空気感と、この建物と、ウォーターフォール、の趣向は最高でした。また、Fall Roomの仕掛けも面白く、これは混雑する季節を避けてゆったり来るのが一番です。

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2013/10/19 (Sat) 軽井沢ニューアートミュージアム

頂いた「和楽」の美術館特集で事前に幾つか気に留めていましたが、それではなく、軽井沢駅に降りた瞬間に目に飛び込んできたのが「六つの個展」と題した舟越桂さんの彫刻のポスターでした。

舟越さんの作品が大好きなのですが、大阪の国立国際美術館では収蔵品のコレクション展でごくたまに一、二体会える位です。

場所は、軽井沢ニューアートミュージアムとあります。ちょうど駅からホテルに向かう道の途中、便利な場所にありましたので、行ってみることに。

殆ど個人コレクションのようでしたが、今回の会期は、舟越さんの他に、草間彌生、サイトウマコト、千住博、奈良美智、井上有一、と贅沢なラインナップ。(来年の9月まで、不定期に数人ずつ展示替えをするそうですが、それも錚々たるメンバーです)
http://knam.jp/pc/exhibition/exhibition.html

個人的には、展示室のうち一部屋がまるごと舟越作品!という幸せな空間でした。玄関付近の作品とは撮影許可を頂きツーショット。


草間さんの部屋は、水玉モチーフ以外に、初期の突起物や網目がテーマの作品もいろいろ。網目のマネキン達は撮影OKでしたので、友人とひとしきりはしゃいできました。



思いがけず楽しい美術館でした。

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2013/09/29 (Sun) 猫が埋めてくれるもの

大丸心斎橋店での岩合光昭さんの写真展に行ってきました。普通なら一歩間合いを詰めただけで逃げるような野良猫も自然体で寛いで写っているのは、撮る人が被写体にどれだけ優しい目を向けているのかの顕れだと思えて、温かい気持ちになれる好い作品群でした。

実家に帰れば三匹もいるのですが、猫は暮らすうちにこちらの気持ちの襞や感性をいろんな形で揺さぶる気がします。気まぐれに翻弄されたり、かと思うとすぽっと懐に転がり込んできたり。そうした日々で感じる、彼らの獣としての美しさや天衣無縫な愛くるしさが、 猫を描いた絵画やこうした写真のような作品には(自分では表現しえない形で)凝縮されているのですから、なかなか楽しいものなのでした。そう言えば、去年ロダン美術館でみた猫の彫刻も官能的なまでに丸い曲線が印象的でした。

写真で見ても、手のひらに残る小さな頭の感触や、ぴんと張った尻尾を撫で上げる時に小さく、にゃ、と鳴くのを思い出します。

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椿

Author:椿
冷静と情熱の間で彷徨う日々です。解らなかったことが水滴同士のようにぴたっとつながる瞬間が好き。お仕事は横文字に浸かって、趣味で上方舞を続けています。

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